画像は支配下登録された当初の持丸泰輝(資料写真)
5月24日 〇5-3中日(バンテリンドームナゴヤ)
広島 000 005 000・5
中日 300 000 000・3
広島通算 試合18 勝24敗2分け(5位変わらず、首位阪神まで8・5差、最下位中日と4・5差)
13時30分開始・3時間24分、36,508人
相手先発 ●高橋宏斗5回2/3、6安打5失点
広島本塁打 菊池涼介2号2ラン
中日本塁打 -
広島スタメン
一番ライト名原典彦
二番セカンド菊池涼介
三番ショート小園海斗
四番サード坂倉将吾
五番ファーストモンテロ
六番センター大盛穂
七番キャッチャー持丸泰輝
八番レフト中村奨成
九番ピッチャー〇岡本駿(8試合3勝2敗)5回100球6安打3失点(自責3)
H遠藤淳志
H中崎翔太
Hハーン
S森浦大輔(19試合2勝2敗4S)
広島が3カード連続の勝ち越し(2年ぶり)で交流戦開幕を控えて最多で9あった借金を6まで減らした。22日の栗林良吏に故障交代のアクシデントがなければ4連勝していた可能性もあった。
広島勝ち越し”3連発”足跡
阪神戦(5月15日~17日、甲子園球場)
〇2-0 勝ち投手・栗林良吏
●1-0 負け投手・森下暢仁
〇1-0 勝ち投手・岡本駿
DeNA戦(5月19日~20日、マツダスタジアム)
〇3-1 勝ち投手・床田寛樹
●3-4 負け投手・森翔平
〇3-1 勝ち投手・玉村昇悟
中日戦(5月22日~24日、バンテリンドームナゴヤ)
●2-6 負け投手・栗林良吏
〇5-3 勝ち投手・森下暢仁
〇5-3 勝ち投手・岡本駿
勝ち越し”3連発”の要因は…
①勝った試合は3失点まで
②勝ち試合はいずれも先発に勝ちがついている。また、ここ9試合はすべて先発に勝ち負けがついている。
③しだいに得点力がアップしている。
④負けても1点差(22日の栗林良吏アクシデント除く)
…ということになる。
この日は岡本駿がいきなり初回に42球も投じて3失点。でも、そこから粘って二回から五回まで無失点で降板した。結果、勝ち越し中の6試合の中で唯一、クオリティスタートに成功していないのに勝ちがついた。
好調をキープしている遠藤淳志、守護神も兼ねる中崎翔太、19試合で自責1のハーン、3試合連続でSがついた森浦大輔のブルペン陣の奮投が光る。
打つ方では、バンテリンドームナゴヤで5連敗中だった高橋宏斗の前に五回まで2安打ゼロ行進だったが六回、2試合続けて一番を任された育成の星、名原典彦が快音を響かせて右前打を放つと、続く菊池涼介は左越えに2号2ラン。
快速球を立て続けに叩いたことで打線はさらに勢いづき二死から坂倉将吾二塁打に暴投を挟んでモンテロ、大盛穂連続四球の満塁…から持丸泰輝がインハイの真っすぐをとらえて走者を一掃、エース右腕をマウンドから引きずり下ろした。
名原典彦は五回の守備でもボスラーの大飛球をライトファウルゾーンのフェンスにぶつかりながらハイジャンプキャッチしており、攻守に渡ってここ3試合で新鮮なコイの風を吹かせている。
この日までの4試合は石原貴規と交互にスタメン起用されている持丸泰輝もまた、それ以前の11試合はひとりでスタメンマスクをかぶっており、バットの方でも随所で光るものを披露している。
苦労人と言われる持丸泰輝は、育成3年目の2022年6月に支配下登録されながら、しかし23、24、25年と一軍出場ゼロ。「今年がラストチャンスだと思って…」と誰よりも遅くまで、あるいは誰よりも早く二軍合宿所の屋内練習場でマシンを打ち続けてきた。
名原典彦も持丸泰輝も開幕前後は一軍とは無縁の存在だったはず。努力は報われる。
一方でこの日、初回の守りで”捕れる打球に追いつけなかった”小園海斗は二回の守備から交代を命じられ、それ以降は勝田成がショートを守った。それは”お前の代わりはいるんだよ”という新井貴浩監督からのメッセージ…
信頼を勝ち取るのは難しい。でも一度、信頼を失って再びその信頼を取り戻すのはさらに難しい。(ひろスポ!取材班&田辺一球)
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