【コラム11】情報発信者としての矜持、大切なもの
こんにちは、ひろです。
今日の話しは、
ぶっちゃけ、ちょっと耳の痛い話しもします。
だから、
もし「傷つきたくないな」とか、
「今のぬるま湯のままでいいや」と思う方は、
今すぐ、この画面を閉じて、
読むのをやめていただいても結構です。
そのほうが、お互いのためになります。(笑)
なぜ、今回この話しをしようと思ったのか。
理由は、たった1つです。
今のSubstackの空気感を見ていると、
僕が昔、X(旧Twitter)でやらかした
「手痛い大失敗」のときと
ものすごく、
似ていると感じたからなんです。
昔の僕のような失敗をして、
時間を無駄にしてほしくない。
途中で力尽きて消えてほしくない。
だからこそ、
ここで一石を投じておきたいなと、
久しぶりに熱量高めで筆を取っています。
まずは、僕の恥ずかしい失敗談から
お話しさせてください。
僕も初期の頃、
Twitterをやっていた時期があるんですよね。
ちょうど今のSubstackと同じように、
プラットフォーム全体が
「新しい場所で、みんなで盛り上がろうぜ!」
みたいな、熱くて優しい空気に包まれていました。
そのときの僕は、
「よし、まずは横のつながりを作ろう!」
と思って、動いていたんです。
特にこれといった、
独自の尖った情報発信をするわけでもなく
毎日タイムラインを必死に監視して、
誰かが「おはよう」と言えば秒速でリプを送り
誰かが弱音を吐けば
「一緒に頑張りましょう!」と励ます。
いわゆる「交流」と「相互フォロー」の海に、
どっぷりと浸かっていたんですよね。
ぶっちゃけ、
そのときは最高にいい気分でした。
スマホを見るたびに通知が届いて
「いつもありがとうございます!」
「ひろさんのおかげで頑張れます!」
なんて言われる。
まるで、脳内にドーパミンという名の
麻薬をドバドバと打っているような感覚です。
「俺、ネットで受け入れられてるじゃん。」
「コミュニティの主要メンバーになれてるかも。」
そうやって、自己重要感を
満たしまくっていたんです。
でもね、
そのお祭りが終わってみて、
振り返ったとき、
手元には何が残っていたと思いますか?
はっきり言います。
何にも残っていなかったんですよ。
あんなに毎日何時間もスマホを握りしめ、
必死にリプを送り合って
固い絆で結ばれたと思っていた人たち。
終わってみれば、
一人、また一人と静かに消えていき、
気がつけば、誰もいなくなっていました。
もちろん、
僕のアカウントにも何も残らず、
ビジネスの売上にも、個人のスキルにも、
何一つプラスになっていなかったんです。
ただただ、膨大な「時間とエネルギー」を
ドブに捨てていただけだったんですよね。
うわー、恥ずかしい。
思い出すだけで、ちょっと胃が痛くなります(笑)
はい、これが僕の初期の黒歴史です。
では、当時の僕の何が、
最大の問題だったんでしょうか?
それは、発信する「目的」が
1ミリもなかったこと。
これなんですよ。
ただ「繋がること」そのものが、
いつの間にか目的になってしまっていた。
横のつながりを作って、
お互いに「いいね」を押し合って
傷を舐め合って、
一時的にいい気分になる。
それだけで満足して、
「自分は行動している」と錯覚していたんです。
今のSubstackを観察していると、
かつての僕と同じような
「目的のない優しい馴れ合い」の空気が、
少しずつ漂い始めているのを感じます。
お互いに購読し合って、
お互いにコメントで褒め合って
そこに確固たる「目的」がないまま、
なんとなく発信を続けている状態。
厳しいことを言いますが、
その状態のままだと
ある日突然、糸が切れたように
発信をやめてしまうことになります。
「ただ繋がっていい気分になる」だけなら
現実が忙しくなったり、
数字の伸びが止まったりした瞬間に、
続けるエネルギーが切れてしまうから。
だからこそ、
情報発信者としての「矜持(プライド)」を持ち、
最初の一歩として「目的」を据えてほしいんです。
では、発信において
具体的に何をすればいいのか。
重要なポイントを整理していきますね。
まず1つ目は、
「目的」を明確にすること。
目的は、ぶっちゃけ何でもいいんです。
「自分のビジネスの売上をあげること(マネタイズ)」
「価値観の合う濃いコミュニティを作ること」
「将来一緒にプロジェクトを立ち上げる仲間を探すこと」
「メルマガのリストを獲得して、直接コミュニケーションを取ること」
「自分の認知を広げること」
何でもいい。
綺麗事である必要は、一切ない。
大切なのは、
「私はこのために、
時間を使って発信しているんだ」
という、自分の中の動かぬ
北極星(ゴール)を決めること。
ここが決まっていないと、
手段と目的が簡単に逆転します。
例えば、
「メルマガ登録者を増やして自分の商品を売る」
という目的があったはずなのに、
いつの間にか、
「Substackの相互購読を増やして、
コラムのいいね数を増やすこと」
が目的になってしまう。
そうなると、
「いいねはたくさんもらえるけど、
売上は1円も発生していない。
毎日こんなに頑張って記事を書いているのに、
私、何のためにやってるんだろう……」
と、なってしまうわけです。
わかりますかね?
そして2つ目のポイント。
それは
情報発信における、
「立ち位置」を自覚すること。
情報発信する以上、
あなたの発信実績がどうであれ
フォロワー数が何人であれ
あなたは、その分野において
読者に対する「先生(No.1)」の立ち位置を
築くことになるんです。
「いやいや、僕はまだ初心者ですし……」
「私なんて、大した実績もないし……」
と、言いたくなる気持ちは分かります。
僕だって最初はそうでした。
でもね、
読者からすれば、
「初心者です」と言い訳しながら
書いている人の話しなんて
1秒だって読みたくないんですよ。
「初心者=教えてあげなきゃいけない存在」
だと思われた瞬間に
あなたの貴重な発信は、
ゴミ箱行きが確定します。
厳しいですが、これが現実です。
だからこそ
「役に立つ情報を届ける、プロフェッショナルである」
という矜持を持って、打席に立ってほしいんです。
プロとして発信すること。
これが出発点です。
ただ、
専門的な役立つ話し(お役立ちノウハウ)ばかりを
ロボットのように淡々と発信していても
読者は退屈して、
すぐに去っていきます。
そこで重要になるのが、
「発信内容のバランス」なんですよね。
特に、今のSubstackで発信を育てるなら
以下の3つの要素を、
バランスよく混ぜていくのがおすすめです。
1.読者の悩みを解決する「お役立ち」の話し
2.人間味や日々の等身大の葛藤が伝わる「日常」の話し
3.あなたの熱量や偏愛が見える「趣味・嗜好」の話し
ここ、めちゃくちゃ大事です。
なぜ、3の「趣味や嗜好」の話しが
必要なのか分かりますか?
理由は、あなたの情報発信の本当の「競合」は、
同業の発信者ではないから。
あなたのライバルは、
隣で似たような発信をしているあの人
ではない。
読者の限られた24時間という時間を
奪い合っているすべてのエンタメ。
これらが、あなたの本当の競合なんです。
要は、
YouTubeの爆笑動画、
Netflixで一気見する『呪術廻戦』、
月曜日に発売される少年ジャンプの『ワンピース』、
仕事を終えてプシューっと開けるビール。
これらすべてと、
あなたの書いた長文のコラムは
「読者のアテンションの奪い合い」という
同じ天秤に乗っているんですよね。
どうですか?
そう考えると、
教科書に書いてあるような
つまらない有益情報を並べただけの記事なんて、
YouTubeや漫画に勝てるわけがないじゃないですか。(笑)
僕も、ついつい大好きな漫画の話しになると、
熱くなって脱線しちゃう傾向があります。(笑)
でもね、
そういった「その人独自の熱量や偏愛」が
少しだけ行間ににじみ出ているからこそ
人は文章に惹きつけられ、
「この人の言葉、なんだか面白いな」
と、ファンになっていくんです。
専門的なお役立ちの「左脳」へのアプローチと、
人間味や熱量という「右脳」へのアプローチ。
このバランスを、
意図的にコントロールしていくこと。
これが、発信者としてのプロの技術なんです。
はい、
最後に、僕が一番伝えたかったことを
お話しさせてください。
僕は、Substackでの「横のつながり」や、
クリエイター同士の温かい交流を、
1ミリも否定したいわけではないんです。
むしろ、
孤軍奮闘しがちな個人ビジネスにおいて
同じ志を持つ仲間と繋がれることは、
めちゃくちゃ素晴らしい財産になります。
ですが
そのつながりの心地よさに甘えて、
「発信の目的」を見失い
ただの「傷の舐め合い」や「今だけいい気分」に
なってしまっているとしたら
それは、当時の僕と同じように、
最後は力尽きて消えていく。
片道切符の列車に乗っているようなものです。
情報発信は、ときに孤独ですし、
書いた記事が読まれなくて
あるいは登録者が減って、
「うわ〜、またか……」と
心がヒリヒリすることだってあります。
そんな時、
あなたを支えてくれるのは、
ぬるま湯の相互フォロー関係ではありません。
「自分は、この目的のために発信している」
という、自らの奥底にある強い意志(目的意識)と、
「読者の貴重な時間をいただく以上、
絶対に退屈させない、本質的な価値を届ける」
という、発信者としての矜持なんです。
どうですか?
あなたの発信の奥底に
「目的」は、ありますか?
耳の痛い話しだったかもしれません。
ほんの少しでも、ひろの失敗談が
あなたの発信のエネルギーになれば嬉しいです。
そこから、本当のプロとしての
情報発信が始まりますよ。
それでは、また次回。




「手段が目的化しないように」って、わかってるつもりで一番やりがちなやつだなと…。刺さりました。自分の発信の目的、改めて言葉にしときます。ありがとうございます。
一昨日くらいから活用しはじめて、楽しくウロウロしまくっていたのも束の間、このままでいいんだろうか?と疑問を感じ始めたところでした。言語化感謝です!