【コラム10】ノーガードの殴り合い
ども、ひろです。
タイトルを見て
「えっ!?」
ってなりました? 笑
はい、すいません。
タイトル、サムネで完全に釣りました。
たまにはこういうのも、
いいかなぁと……笑
今回のテーマは
巨人の阿部慎之助監督が
長女への暴行容疑で逮捕された
あのニュースです。
巨人の阿部慎之助監督と長女の
ノーガードの殴り合い
長女の襟元をつかみ、
投げ飛ばして倒すなどの暴行を加えた
阿部慎之助監督
阿部慎之助監督は現行犯逮捕される
あ、でもね。
今回の話し。
ただのゴシップニュースだと思ったら、
大間違いですよ。
といっても、ニュースの内容そのものを
どうこう言うつもりは一切ありません。
そこじゃない。
何が気になったかというと、
「長女がChatGPTに聞いて、児童相談所に連絡した」
という、この一節です。
改めてね、AIは優秀だなと。
なんて、のんきなことを。
僕がここで言いたいのは、
AIの「本質」です。
つまり
AIは、確率論的に「中央値」を出す。
言いたいのは、これ。
何の前提も、何の文脈もない状態で
「親から暴力を振るわれました。どうしたらいい?」
とだけ、AIに質問する。
すると、AIはどう答えるか?
「今すぐ、児童相談所に連絡してください」
ぐうの音も出ない。
1ミリも反論の余地がない、
絶対的な「正論」です。
まさに、これこそが確率論的な中央値の答え。
でもね、でもね。
ちょっと考えてみてほしいんです。
もし、その長女が、
こんな「前提条件(ナレッジ)」をAIに与えていたら、
どうなっていたでしょうか?
「私の父親は、プロ野球の監督です。
社会的にもすごく立場があって、
今、とてつもないプレッシャーと戦っています。
普段は優しくて尊敬できるお父さんなんです。
でも、今回はカッとなって手が出てしまった。
私は、お父さんを社会的に破滅させたいわけじゃない。
でも、自分の身は守りたい。
どうすればいいですか?」
もし、この背景(コンテキスト)をAIに与えていたら。
AIはきっと、
まったく違った答えを出したはずなんですよね。
「信頼できる親戚に、一度
間に入ってもらうのはどうでしょうか」
「まずは別の安全な場所に一時的に避難して、
冷静に話し合う機会を作りましょう」
そういった、
家族のカタチを守りつつ
自分の安全も確保するような、
解決策を提示できたはずなんです。
だけど
結果、どうなったか。
そう
一発でレッドカード。
父親は逮捕され、家族は崩壊しました。
取り返しのつかない破滅です。
暴力は、いかなる理由があっても絶対にダメ。
そこは大前提。
でも、現実の複雑さや
その後の生活をすべて無視した
「文脈なき正論」が、一番大切なものを
一瞬で破壊してしまったんです。
多くの人が、AIを使うときに、
何の文脈も持たずに、
丸裸の状態で質問を投げている。
「SNSでファンを増やす方法を教えて」
そうやって文脈なしで投げられたAIは、
何をするか?
はい
極めて優秀に、
「確率論的な中央値」を吐き出します。
「お客様の悩みに寄り添い、
独自の強みを分かりやすくアピールしましょう!」
みたいな
どこかで見たような、
教科書通りの
誰の心にも1ミリも刺さらない、
「ありきたりな正論、電子ゴミ」です。
では、どうしたらいいか?
答えは、めちゃくちゃシンプルです。
前提条件(コンテキスト)を固めること。
AIに何かを聞く前に、前提条件
つまり「ナレッジ」を教える。
・あなたがこれまでに経験した、泥臭いストーリー
・他社が絶対に真似できない、狂気的なこだわり
・目の前のお客さんが、夜も眠れずに悩んでいる生の感情
こういう、あなたにしか語れない
「ナレッジ」という名の強力な前提を、
しっかりとAIの頭に教え込む。
そうすると、どうなるか?
中央値を大きく突き破った、
あなたにしか書けない
読んだ人が「これ、私のことだ……!」と
胸を熱くするような、
唯一無二の言葉を紡ぎ出すようになるんです。
AIを使うなら、
まず自分のナレッジを整理して、
前提を固めることから始める。
なんでこんな話しをしたかっていうと
家族も今、ChatGPTを
めちゃくちゃ触っているからです。
めっちゃ相談してるからです。
やっぱり世の中、AIに詳しくない人が大半で、
そんな中で文脈や前提知識、ナレッジのない
聞き方をしている人が多い。
注意喚起ではないんですが
「AIはどこまで行っても、
確率論的な中央値の答えを出す」
というお話しをしたかったんです。
AIは確かに優秀です。
でもね、それを動かすための
「文脈(コンテキスト)」を創り出せるのは
どこまでいっても、
僕たち人間にしかできない仕事なんですよね。
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました!
ではでは、また次回。



