以前、スパイラルガイドのセッティングに対する新たな提案としてアウターリングガイドシステム O.R.G.S.を提案しました。

↓↓↓↓

https://gautraman.com/outer-ring-guide-system/

スパイラルガイドの様々な課題を解消して、よりスムーズで見た目もスッキリしたものを実現しようと考案したものです。有効性は今でも感じており、特定のロッドで採用しています。ですが、このセッティングも万能ではありません。特にバットまでよく曲がる竿では、アウターリングをいくつも取り付けないといけなくなります。基本的にはバットが強い竿で、バットで回し切るセッティングにおいて有効というものでした。そこで更なる進化形、派生形を模索する中でできたのが、こちらのガイドレススパイラルシステム G.L.S.S.です。

従来のO.R.G.S.では、市販のガイドリングをブランクスに被せて、その外側にラインを滑らせる形をとっていました。それに対してG.L.S.S.は超弾性チタンワイヤーをブランクスに螺旋状に巻き付けてその外側を滑らせます。ブランクスに対してより近く、より広範囲に滑らせられる領域を設定したため、あたかもブランクス表面がガイドになったような状態です。

メリットとしては、

①軽量(ワイヤーは0.2〜0.5g程度。旋回ガイドも省略可)

②ライン軌道が一般的なスパイラルセッティングやO.R.G.S.より直線に近い

③よく曲がるブランクスでも接触点をずらしながら対応できる

④一般的なスパイラルセッティングよりガイドやブランクスに対する負荷が小さい

⑤左右好きな方から旋回させられる

⑥見た目がシンプルでスッキリしている

等です。特に③のメリットがO.R.G.S.と違う点で、下の動画のように曲がりに対して接触点を移行しながら対応してくれます。

逆にデメリットとしては

①太糸、特にモノフィラの太糸ではラインがブランクスに接触しやすい

②接触点が小さく、ラインの滑りや放熱性でSiC等に劣る

③ライン収束のさせ方に気を遣う

④巻くのが難しい

といったところです。O.R.G.S.よりも長期耐久性の検証が必要ですが、こんな方法もあるわけですね。今後もブラッシュアップや更なる進化形の考案を進めていきます。

4 thoughts on “ガイドレススパイラルシステム G.L.S.S.のご提案”
  1. 今使用中のベイトロットが穂先の絡みが頻繁で使いにくい為ガイドの交換を考えているときにスパイラルガイドに変更しようと思い色々とさがしてたらこちらのO.R.G.S.にたどり着きました
    実際に試したのですがバットから曲がる為ガイドを4つ付けてもブランクに干渉してしまいます(^_^;)
    あらためてこちらのサイトを拝見しているとG.L.S.S.を提案されてたので是非まねさせていただきたいのですがテーパーになってるロッドに巻く方法をおしえていただきたいのですが。

    1. ご連絡ありがとうございます。まずORGSの方ですが、旋回区間を広く取りすぎている気がします。短い区間で旋回させる場合に有効なのがORGS及びGLSSですので、その点の相性をご検討下さい。
      そのうえで、GLSSの巻き方は「気合い」としか言いようがありません(^_^;)ご健闘を祈ります!

      1. アドバイスありがとうございます 旋回区間を見直してみます!理想はGLSSですので気合で頑張ってみます(笑)

  2. こちらこそありがとうございます!
    GLSSはセッティングによっては抵抗になる場合もあるため、ORGSの方が汎用的ではあります。その点もご考慮ください。良い竿に仕上がることを祈ります!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA