Fable 5を実際に使ってみた結果。どこに使いまくるべきなのか?
Claudeの最強モデルがヤバすぎる件について
どうも、Fujinです。
ClaudeのFable 5がリリースされてから1日が経って、いろんなユースケースが出てきていますね。今回のユースケースは本当に幅が広いです。
その中で、僕も実際にFable 5を使ってみたので、今日はその感想と「どう使うべきか」をお話ししていきます。
Fable 5って実際どれくらい賢いの?
Opusの2倍のコストを払う価値はあるの?
何に使えば一番効率的なの?
こんな疑問を持っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
日本語のライティングが明らかに自然になった
まず僕がいつもOpus 4.8にやらせていた、音声素材からブログ記事を作ってもらう作業をFable 5でやってみました。昨日公開したnote記事やSubstackの記事は、実際にFable 5で作ったものです。
結論、かなり日本語が自然になりました。ぜひ実際に読み比べてみてください。
AIっぽさがより無くなって、日本語の表現もかなり自然になっています。直すべきところが本当に若干しかない、というレベルまで来ていますね。
まとめもわかりやすいですし、Agent Skillsもしっかり読み込んでくれます。明らかにOpusよりもFable 5のほうが、日本語のライティング性能は高いと思います。
このレベルまで来るのであれば、ライティングはもう全部任せてしまっていいと思います。AIっぽさがほぼゼロに近づいてきているので、特に記事の横展開みたいなところは、全部Fable 5でいいんじゃないかなと。
ただし、2倍のコストを払うべきかは別問題
とはいえ、冷静に考えないといけないのがコストです。
Fable 5のトークンコストはOpusの2倍です。明らかに比較すれば良いんだけれども、Opusでも十分なレベルになってきています。GPT 5.5もそうです。
なので、2倍のコストを払ってまでライティングをFable 5にやらせる意味は、正直あんまりないかなと思います。
今はサブスクの中で使えるのでいいんですが、これがAPI課金になったときに、わざわざブログ記事の作成のために使うかというと、そこはどうかなという話ですね。
すでにあるモデルをしっかり使いこなしていく、というところも大事になってきます。
派手なユースケースより、地味な作業にこそ使うべき
今回、LP作成とかデザイン系とか、わかりやすいユースケースがたくさん出てきています。
もちろんそれも大事なんですが、僕は結構地味なものにこそ使うべきなんじゃないかなと思っています。
LPやデザインを作る頻度って、そんなに高くないですよね。それよりも、毎日の業務の中でどこに使えるのかを検証していくほうが、リターンが大きいはずです。
Fable 5は最初から最後まで完成させる能力が結構高いので、より複雑なタスクを任せたほうが明らかにいいです。
使い方はDeep Researchに近い、でも圧倒的に速い
実際に使ってみた感覚としては、Deep Researchにかなり近いイメージですね。
Deep Researchに投げるような重めのタスクを任せるんだけれども、明らかに作業スピードが速い、という感じです。
正直、Fable 5クラスのモデルだったら、めちゃめちゃ作業時間がかかるんだろうなと思っていたんですよ。でも意外に速い。出力までの時間がそんなに長くないんです。
裏側で計算資源をめちゃくちゃ使っているのかもしれませんが、思ったよりスピードが速いのはちょっとびっくりしましたね。
速いと言っても数分くらいはかかるので、パッと答えを返してほしい用途には向きません。サクサク会話するモデルではなく、重いタスクを投げて少し待つ、という付き合い方になります。
それでも、このレベルの回答がこのスピードで返ってくるのはすごいです。Deep Researchを待つ感覚で投げておけば、想像以上のものが返ってくる、という感じですね。
役割指定のプロンプトは、もうやらないほうがいい
ここからが今日一番伝えたいところです。
プロンプト技術でよく言われる「あなたは〇〇の専門家です」みたいな役割指定、ありますよね。
Fable 5に関しては、あれはやらないほうがいい気がします。実際に使ってみた前提で言うと、です。
役割を指定すれば、もちろんその領域の精度は上がるかもしれません。でも、役割を入れなくても十分に精度の高い回答を出してくれるんですよ。
ここまで賢くなってくると、役割を指定することで逆にできる範囲の幅が狭まってしまうイメージがあるんですよね。
なので役割指定ではなく、何をやってほしいのか、ゴールは何なのかを渡した上で、ある程度AIに考えさせるのが大事になってきます。
こちら側から制約を設けるのではなく、自由に動かして自由な発想を出してもらう。その代わり、こちらから渡す情報量は多くなければいけません。
たとえば戦略を考えてもらうなら、自分の事業の現状、数字、過去にやってきたこと、目指しているゴール。そういう前提情報をしっかり渡した上で、あとはAIに考えさせる。役割で縛るのではなく、情報で支える、というイメージですね。
事前情報をしっかり入れないと、いい回答は得られないです。僕もまだ潜在能力を100%引き出せているかというと、そうじゃない感覚があります。それくらい使い方が難しいモデルです。
ここはプロンプトの書き方そのものを考え直さないといけないところなので、しっかり向き合う価値があると思います。
計画と戦略にこそFable 5を使う
じゃあ具体的に何に使うのか。僕は計画させるときに使っています。
「この戦略でいいのかな」みたいな、戦略の壁打ちですね。実際に戦略を出してくれたりもするので、これは結構いいです。
Opusでは出せなかったレベルのものが出るようになってきていて、超優秀なコンサルに何かお願いできる、みたいなイメージです。
それがFable 5だけでできてしまうんですよ。これは結構ヤバいなと思います。
あとは今回のユースケースで目立っているのはグラフィック系ですね。3Dゲームっぽいものを作るとか、バーチャルワールドのアセットを作るとか。ここからいろんなクリエイティブが生まれそうな気はします。
単純な文字生成はOpusで十分
整理すると、単純な文字生成に関しては、よほどのことがない限りOpusレベルで十分、GPT 5.5で十分です。
そうではなくて、より複雑なことをやらせる。段階的に複雑な条件があって、その上で答えを出すのが人間でも難しいようなタスク。そういうものを任せるほうがいいと思います。
ただ、この「どこを任せればいいか」を見つけ出すのが結構難しいんですよね。
今まで人に仕事を任せてきた経験がある人は、なんとなくこういうふうに頼めばいいなというのがわかると思います。優秀な人に丸投げするのではなく、背景を共有して、ゴールを握って、あとは裁量を渡す。あの感覚にかなり近いです。
でもその経験がないと、どこを任せれば潜在能力を100%引き出せるのか、これはかなりむずいです。それくらいのレベルのモデルになってきている、ということですね。
僕がFable 5にやらせていること
その中で僕が実際にやらせているのは、Agent Skillsの見直しです。
今あるAgent Skillsをレビューさせたり、改めて作らせたり、「ここは自動化できそうだよね」というところを全部レビューしてもらっています。
その上で「こういうシステムがあるといい」「こういう戦略でやっていけばいい」というのが出てくるので、かなり価値がありますね。
ポイントは、実行までFable 5にやらせるかどうかです。実行はある程度、後からOpusでもできる状態にしておく。そして本当に重要なセンターピンになるような部分にFable 5を使いまくる、という使い分けです。
出力は資産として残す
ここ、すごい大事なところです。
ただFable 5に出力してもらっただけで、それを残さないと意味がないんですよ。
Agent Skillsのような資産になるものを、サブスク内で使える今のうちに作っておく。出てきた計画や戦略は、ファイルとして必ず残しておく。
僕の場合はObsidianの中に全部突っ込んでいるので、後から全部参照できるようになっています。
実行の部分はある程度、後からOpusでもできます。だからこそ、計画やLPの設計、Agent Skillsのような今後使い続けられるアセットを、どんどんFable 5に作らせておく。一回出してもらって終わり、ではなく、ファイルとして蓄積していくことが大事です。
Fable 5が従量課金になった後でも、この資産は残り続けます。今このタイミングでやるべきことは、これだと思いますね。
サブスクで使える今が一番お得
Fable 5は今、サブスクの中で使えます。3,000円のプランでもまあまあ使えますね。
制限が早く来ると言われていますが、コツとしては、同じチャットで何回もやり取りするのではなく、新しくチャットを開いてやったほうがいいです。同じチャットで続けると、過去のやり取りを毎回読み込む分だけ消費が大きくなるので、タスクごとにチャットを分けるのがおすすめです。
僕はさっき、Fable 5を3個並列で動かしました。重いタスクを3つ同時に投げて、それぞれが数分で返ってくる。こんなことがバンバンできたら結構ヤバいなと思います。
もしかしたら、このタイミングでMaxの200ドルプランに課金して、Fable 5を使いまくったほうがいいかもしれないですね。それぐらいのものですよ、Fable 5は。
このタイミングで一旦使い倒しておいて、その後は従量課金になるので、そこからどう付き合うかを考える、という流れがいいと思います。
3ヶ月後にはこれが当たり前になる
最後に、ちょっと先の話をします。
Fable 5レベルのモデルが、今後たとえば半年後には普通になっていくわけですよ。もしかしたら3ヶ月後には普通になっているかもしれない。今のOpusぐらいの立ち位置になっていくかもしれません。
そう考えると、これはちょっとヤバいですよね。
一方で、「正直Opusとそんなに変わらなくない?」と思う人も結構いると思います。
それはもう、使う側のリテラシーに関わってくる話なんですよね。簡単なタスクしか投げていなければ、OpusとFable 5の差は見えません。差が見えるのは、複雑で難しいタスクを投げたときだけです。
モデルの性能が上がれば上がるほど、使いこなす側の力が問われる。そこが本当に難しくなってきているなと思います。
まとめ
日本語ライティングは明らかに進化、AIっぽさがほぼゼロに
ただし単純な文字生成はOpusやGPT 5.5で十分
役割指定はせず、ゴールと情報量で潜在能力を引き出す
計画・戦略などの複雑なタスクにこそ使う
出力は資産としてObsidianなどに残す
サブスクで使える今のうちに使い倒す
Fable 5は、性能の問題ではなく使う側の問題になってきたことを実感させるモデルです。ぜひこのタイミングで触り倒してみてください。
ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
また次回の放送でお会いしましょう。じゃあね!






