バズらなくてOK!Substackの仕組みとクリエイター向け収益化の裏側
「Substackってなんか流行ってるけど、XやYouTubeと何が違うの?」
「バズらないと意味がないんじゃないの?」と思っていませんか?
こんにちは。ふぁーぺんです。
連日Substackについてお話ししているんですが、とにかく使っていて快適なんですよね。
この記事を読めば、なぜSubstackがこれほど快適なのか、そしてクリエイターとして発信していくうえでどう活用すればいいのかがハッキリとわかりますよ。
【この記事でわかること】
Substackのタイムラインが快適すぎる理由
アテンションエコノミーとの決定的な違い
Substackならではの収益化の仕組みと発信のスタンス
Substack(サブスタック)は「バズらせる」必要がないSNS
結論から言うと、以下の3つです。
ショート動画や過激な投稿が流れてこない
広告ベースの仕組みから完全に脱却している
読者との直接的な繋がりが最優先される
それぞれ詳しく解説しますね。
ショート動画がタイムラインに流れてこない理由
Substackを使っていて一番驚くのが、ショート動画がタイムラインに流れてこないこと。
ぼくが今フォローしている人のなかにはショート動画を推している人がいませんし、タイムライン上で勝手にショート動画が流れてくることもないんですよね。
他のSNSを開けば、延々と画面をスワイプして似たような動画を見続けてしまうじゃないですか?
ぼくも疲れているときはついボーッとショート動画を見続けてしまい、「ハッ!もうこんな時間だ…」と後悔することがたまにあります…。
でも、Substackにはそれがないんです!
なぜこんなに静かで平和な環境が保たれているのか不思議に思って、少し調べてみました。
プラットフォームの根幹となる仕組みが、他のSNSとは明確に違うからだということがわかりました。
視聴時間を奪い合う「アテンションエコノミー」との決定的な違い
今のXやYouTube、TikTokなどのSNSは、基本的に「アテンションエコノミー」という手法をとっています。
アテンションエコノミーってなんやねんって感じですよねw
直訳すると「関心経済」です。
もう少しわかりやすくすると、ユーザーの注意や関心をいかに惹きつけて、なるべくそのアプリに長く滞在させるかという構造のことですね。
これらのプラットフォームは、企業からの広告費で収益化しています。
発信者は、とにかくインプレッション数(表示回数)を稼がなければ収益化できないので、刺激的な文言を入れたり、数をたくさん打ったりすることが求められます。
つまり、ユーザーの時間を奪う仕組みを、アプリのあちこちにちりばめているわけですね。
その仕組みを最近もっとも如実に反映しているのが、ショート動画ですよね。
延々とスワイプすることでユーザーの時間を奪い、プラットフォーム側は人を囲い込んで広告費を稼ぐ。
そして、広告費の一部をクリエイターに還元するというモデルになっています。
しかし、Substackはこの「アテンションエコノミー」を明確に嫌っています。
Substackの創業者であるクリス・ベストさんは、「いいねやリツイートで報酬を得るシステムは、人を怒らせる方が価値になっている」と過去に強く警鐘を鳴らしていました。
これって、まさに今の日本のXで見られる「レイジ・ベイト(怒りを煽る投稿)」のことですよね。
常に誰かが怒っていたり、攻撃していたりするタイムラインを見ると、こちらまで疲弊してしまいませんか?
なんとSubstackの創業者は2017年の時点で、すでにそういった仕組みを否定していたんです。
この思想がプラットフォームの根底にあるからこそ、Substackはとても快適なんですよね。
クリエイターが知っておくべきSubstackの収益化モデル
では、Substackではどうやって収益化するのでしょうか?
「広告もないなら、クリエイターはどうやって稼ぐの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
実は、他のSNSとは根本的に異なる2つの柱があるんです。
広告費ではなく読者からの「直接購読」がベース
他の主要なSNSが広告収益モデルを採用しているのに対し、Substackはまったく異なる仕組みを採用しています。
それが「読者が直接クリエイターにお金を払う」という直接課金のモデルです。
プラットフォーム側は、クリエイターがなるべく執筆に集中できる快適な環境を整えます。
そして発信を読んだ購読者が「この人の記事は面白い!もっと読みたい!」と感じたとき、直接クリエイターにお金を払う仕組みになっているんです。
だからこそ、クリエイターは無理にインプレッションを稼いだり、バズを狙ったりする必要がありません。
目の前のアナタに向けて、本当に価値のある情報を届けることだけに集中できる。
とにかく時間を消費させることを目的とした今のSNSトレンドとは異なりますが、とても健全で素晴らしい仕組みだと思います。
広告からモノが売れない時代に直接支援してもらう強み
正直なところ、XやYouTubeで動画の合間に広告が流れてきても、そこから実際にモノを買うことってほとんど起こらないですよね。
広告はすぐにスキップしてしまうのが当たり前になってきていますし。
それよりも、日頃から応援している身近なクリエイターに直接お金を払うほうが、ずっと健全な関係性だと思いませんか?
これが、おそらくSubstackの設計意図なんじゃないかなとぼくは感じています。
読者から直接支援してもらえる仕組みがあれば、クリエイター側もショート動画を量産したり、他のアカウントとアテンションを奪い合ったりする理由がまったくありません。
自分のペースで、自分の言葉で、本当に伝えたいことだけを発信し続けることができる。
これがSubstackの最大の強みですね。
Substackにおける動画やライブ配信の正しい使い方
「動画やライブ配信はどう使えばいいの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
Substackは文章コンテンツのプラットフォームというイメージが強いですが、実は動画もライブ配信も使えます。
ただ、使い方の「考え方」が他のSNSとは大きく違うんです。
バズ目的ではなく「既存のファン」に届けるためのツール
では、Substackでショート動画をやってはいけないのかというと、決してそういうわけではありません。
実際にSubstackのなかでも長尺の動画やライブ配信を活用しているクリエイターはいますし、昨日ぼくが解説したように記事の中に動画を埋め込むことも簡単にできます。
ただ、ここで気をつけたいのは動画の「位置付け」です。
Substackの動画は「バズらせて新規層を獲得する」ためではなく、「直接のファンや購読者に届ける」ためのものなんです。
XやTikTokに投稿する動画とは、たとえまったく同じ内容であっても、意味合いが全然違ってきます。
たとえるなら、XやTikTokの動画が「通りすがりの人に振り向いてもらうための看板」だとすれば、Substackの動画は「わざわざ来てくれた常連さんへの特別メニュー」のようなものです。
Substackを使っていくうえではバズらせる必要性はあまりない、ということですよね。
どちらかというと、読者との関係性をしっかり構築して、濃いファンになってもらうことを大事に活動していくことが求められます。
ぼく自身も、改めてその重要性を実感しているところです。
Substackでファンと長期的な関係を築いていこう
ここまでの内容を振り返りますね。
Substackにはユーザーの時間を奪うショート動画や過激な投稿が流れてこない
読者からクリエイターへの直接課金がベースで、広告収益モデルを採用していない
動画コンテンツは新規獲得ではなく既存ファンとの関係構築のために使う
Substackは、情報発信に疲れてしまった人や、自分のペースで読者と向き合いたい人にとって、まさにオアシスのような場所だと思います。
まずは気になったクリエイターのメルマガを購読して、その快適な空間を体験してみてください。
他のSNSにはない居心地の良さを、きっと感じられるはずですよ!
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