あんなに苦労していたインストールが、なんで要らなくなったの?
Claude Code で、プログラミングらしきものができるようになってきました。
でも最初は、正直しんどかったのです。
「Xcode Command Line Tools を入れてください」 「Homebrew をインストールしてください」 「それから Node.js が必要です」 「npm install で依存パッケージを…」
言われるがまま、何が何だかわからないまま、進めていました。
しかも、途中でよくエラーが出るのです。コンマを一つ抜かしたとか、スペースが一つ多かったとか、本当に些細なことで。
そして画面の下には command not found とだけ出ます。何が悪いのか、一行も説明してくれません。
何度、画面を閉じてコーヒーを淹れに立ったことか。
動いていたから、わかったつもりになっていた
それでもなんとか、必要なものがインストールされて、コマンドのことも少しは理解できるようになりました。
そして、動いていたから、わかったつもりになっていたのです。
意味はわからないけれど、指示通りに打ち込めば、なんとなく動く。動いたからいいや、と、そこで思考が止まっていました。
ところが今回、toiee.lab の亀田さんが、「新しいセットアップのスキルに変えたから、面倒なインストール作業は要らないですよ」と言うのです。
あれこれのインストールが、ほとんど要らない。
「あれ?あんなに苦労して入れたものは、なんだったんだろう?」
ここで初めて、ずっと横に置いていた疑問が立ち上がってきました。
助かったのは、Claude に聞けたこと
以前だったら、検索しても出てくるのは技術者向けの解説ばかりで、読んでもちんぷんかんぷんでした。
でも今は、AI がいます。Claude に「これってどういう仕組みなんですか?」と素朴に聞くと、私の理解レベルに合わせて説明し直してくれるのです。
何度も何度も、「じゃあこれは?」「じゃああれは?」と聞いていきました。
ぼやっとした風景が、形になってきた
すると、今まで霧の中にあった風景が、だんだん輪郭を持ち始めたのです。
Homebrew は、macOS にツールをインストールするための仕組み
そこから入れた Node.js が、JavaScript を動かす土台になっている
その上で、npm というものが JavaScript の細かい部品を管理している
そして必要なものを、その都度インストールしてくれて、私の指示を実現してくれる
階層になっていたのです。
知識として新しいことを覚えた、というより、ずっと触っていたものがやっと形を持って見えてきた、そんな感覚でした。
亀田さんが、面倒を引き受けてくれていた
今回の改訂のポイントは、curl というコマンドだったようです。
curl は、macOS にもともと入っているもので、わざわざ何かをインストールしなくても使える。やっていることがシンプルなら、これ一つで足りてしまうのです。
じゃあ、なんで最初から curl じゃなかったのか?
Claude に聞いて、納得しました。
API という仕組みからは、JSON という形式でデータが返ってきます。これは JavaScript がそのまま扱える書式なのだそうです。だから Node.js(JavaScript を動かす土台)で組むと、データの取り回しがとても楽になる。一方 curl でやろうとすると、この JSON を扱うのが少し面倒になる。
つまり、「書きやすさ」を優先すれば、Node.js の方が自然な選択だったのです。だから最初のスキルは、Node.js 前提で作られていました。
でも今回、亀田さんは別の優先順位を選んだのでした。
「書きやすさ」ではなく、「使う側の負担を減らすこと」。
JSON の扱いが少し面倒でも、curl で書き切ってしまえば、こちら側(使う側)はもう何もインストールしなくていい。亀田さんが裏で面倒を引き受けてくれている、そのおかげで、入り口がぐっと軽くなった。
今回のスキルでやりたかったのは、
必要な情報を送る
結果を受け取る
欲しいものを取り出す
——それくらいのこと。たしかに、これなら curl だけで足ります。
「面倒なインストールを省いて、間違いなく、簡単に開発環境が作れるように」——亀田さんはそう考えて、設計し直してくれたのです。私が「これでいいや」と止まっていた場所の、さらに奥を掘ってくれていた。
私があれこれ入れていたのは、Claude Code を動かすために必要だったから。それはそれで必要だった。ただ、やることの中身が変われば、必要な道具も変わる。そして誰かが面倒ごとを引き受けてくれると、こんなにも入り口が軽くなるのだということに、今回初めて触れた気がしたのです。
見えてきた、という嬉しさ
今、なんだかとても嬉しいのです。
ずっとぼやっとして、ふわふわしていた風景が、ゆっくりと形になってきた。その感覚そのものが嬉しい。
プログラミングができるようになった、というのとは、少し違います。
触ってきたものの正体が、ようやく自分の言葉で語れるようになってきた。ただそれだけのこと、かもしれません。
でも、こういう「形になる瞬間」が、一番嬉しいのです。
この記事にあるClaude Web Master 講座は販売が終わっていますが、もうすぐ、
最新のスキルで楽しく学べるコースが出るそうです。
乞うご期待




記事ありがとうございます。でも、この講座は、もう販売しておらず・・・すみません。その代わり、別のところで「仕組み」から学べる企画をする予定です!