古より伝わる神降ろしの儀式「ブータ・コーラ」を題材にしたインド映画『カーンターラ 神の降臨』が新宿ピカデリーほか全国で公開中だ。
このたび、本作の主人公シヴァと幼なじみリーラの恋模様を描いた本編映像が公開された。また、『奇界遺産』で知られる写真家・佐藤健寿氏のコメントや、監督・脚本・主演を務めたリシャブ・シェッティの日本に向けたメッセージも到着している。
水牛レース絶対王者シヴァのラブロマンス
今回公開された本編映像では、村一番の放蕩者であり、水牛レースの絶対王者として知られるシヴァ(リシャブ・シェッティ)の恋愛模様が描かれる。
村を離れていた幼なじみのリーラ(サプタミ・ガウダ)が実家へ戻ってきたことで、シヴァは彼女へ熱烈なアプローチを開始。
映像ではバイクにまたがるシヴァが、歌に乗せてリーラへの想いを表現する様子が映し出される。
さらにシヴァはリーラの家を訪れ、新鮮な魚をプレゼント。リーラと母親はその魚で料理を作り、シヴァは家族との交流を深めていく。
食卓で魚料理を味わいながらリーラを見つめるシヴァの姿も収められている。

両想いの二人に訪れた決定的瞬間
リーラに想いを寄せ続けるシヴァは、水牛を連れての放牧や夜道の散歩を重ねながら距離を縮めていく。
やがてリーラもシヴァに恋心を抱くようになる。
映像では村の野外広場で行われた移動映画上映の日の様子も描かれる。
上映中、多くの村人が映画を楽しむ中、二人は顔を見合わせながら抜け出す機会を探る。そしてスクリーンの裏側で落ち合った二人は急接近するが、停電が発生。
スクリーンの後ろで逢瀬を重ねる二人の姿を村人たちに目撃される場面で映像は締めくくられる。
『奇界遺産』の写真家・佐藤健寿氏がコメント
『奇界遺産』で知られる写真家の佐藤健寿氏は本作について次のようにコメントしている。

「インド南西部を訪れ、映画とよく似た祭りを撮影したことがある。そこに描かれる人々の暮らしや祭礼は誇張ではなく、むしろ驚くほど現実に近い。インド得意の神話的エンターテインメントに見えて、実は階級、宗教、政治、男女格差という社会問題、さらには性描写といったインド映画のタブーにまで踏み込んだ怪作にして傑作。爆発的な成長の影で多くの矛盾を抱えるインドで叫んでいるのは神々と、そして民衆なのだ。」
リシャブ・シェッティ、日本への思いを語る
監督・脚本・主演を務めたリシャブ・シェッティは、日本について次のようにコメントしている。
「日本へ行った事はまだないですが、映画が日本で公開されたら是非行ってみたいです。日本は伝統を重んじながら、先進技術と共存しており、私はその姿勢を深く尊敬しています。京都へ行きお寺や世界遺産を見て体験してみたいです。勿論、東京にも行ってみたいです。特に映画文化や革新的な技術に触れてみたいです。山や森は私にインスピレーションをくれる場所なので、富士山を訪れる事も私にとって特別な体験になるだろうと思います。日本の精神的な美学と自然への敬意は、『カーンターラ 神の降臨』のテーマと一致していると感じます」
『カーンターラ 神の降臨』とは
本作は南インドで現在も行われている神降ろしの儀式「ブータ・コーラ」を題材にした作品。
約170年前に神のお告げによって先住民へ与えられた森を巡る物語で、神話、伝承、土地問題、権力との対立が交錯する。
製作費約2.8億円で制作され、興行収入は約68億円を記録。100日以上のロングランヒットとなった。
スタッフ情報
監督・脚本:リシャブ・シェッティ
出演:リシャブ・シェッティ、キショール・クマール・G.、アチュット・クマール、サプタミ・ガウダ ほか
提供:ツイン、Hulu
配給:ツイン
商品情報

作品名:カーンターラ 神の降臨
公開:全国公開中
製作年:2022年
製作国:インド
言語:カンナダ語
上映時間:148分
カラー:カラー
画面サイズ:シネスコ
音響:5.1ch
原題:KANTARA
映倫区分:PG12
公式サイト:https://kantara-movie.com
公式X:https://x.com/kantara_movieJP
著作権表記
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