先日、竣工から8年目を迎えたスケルトンハウス、Kさん宅を訪ねました。階段を上がると、一瞬ここはジャングル?と思うほどのインドアグリーン!どの植物もいきいきとしていて、赤いフローリングに映えて美しい光景が広がっていました。
どうしてこんなに気持ちよく育つの?住まい手のKさんのグリーン愛が大きいのでしょうが、設計の時にはどんなことに気を付けたのか、当時の設計のポイントを教えていただきました。
2階のリビングにあるウンベラータは推定2mの高さ!エバーフレッシュやオリズルランなど、他のグリーンもすくすく
スケルトンハウスは、住まい手がみずから間取りや窓の位置・大きさを考える、「自分でつくる家」。設計者は住まい手の話を聞き、想いをくみとりながら、プロとして法規上や施工上のアドバイスをして、図面化していきます。これが住まい手にとっては楽しみでもあり、人によっては大変な作業でもあります。だからこそ、家ができあがったときの喜びは何にも代えがたいものがあるそうです。
Kさんは、この家をつくるにあたってどのようなことに配慮したでしょうか?
大きな窓の先はバルコニー。バルコニーが1段高くなっていて、ベンチのようにくつろげる造り(竣工当時)
南側の大きな窓と、天井のシーリングファン
『うちは南側に大きく窓を取っているんですが、これがすごく気持ちよくて。しっかり光が入るので、植物も元気ですし、人が過ごしていても明るくて心地いいんです。時間帯によって光の入り方が変わるのも、日々感じられていいなと思っています。
また、天井にはシーリングファンをつけています。空気がゆるやかに動くので、室内の温度や湿度のムラが少なくなる感じがあって、植物にとってもいい環境になっていると思います。見た目も気に入っていて、空間のポイントにもなっています。』
各面に窓があり、北側もこの明るさ!(竣工当時)
北や東にも窓をつけて、明るさと風通しを
『あと、南側だけじゃなくて北や東にも窓をつけてもらったのも大きいですね。一方向だけじゃなくて、いろんな方向から光や風が入るので、部屋全体がやわらかく明るくて、風通しもいい空間になっているなと感じています。日光が当たりすぎない、北側が向いている植物もあるので、植物の種類や季節・育ち具合によって配置を変えています。』
赤いフローリングとグリーンがよく似合う(竣工当時)
人もグリーンも生き生きする、深呼吸したくなる家
なるほどー!Kさんの住まいづくりと育て方の工夫を、いろいろと伺うことができました。
Kさん、貴重なお話をありがとうございます!
もちろん、いちばんポイントなのはKさんのグリーンへの愛情。日々の手入れや目配りがあってこそ、ここまで豊かに育っているのだと思います。
ただ、設計によってその環境を後押しできることもたくさんあります。光や風の通り道を丁寧に考えることで、植物も人も心地よく過ごせる住まいは実現できる、と感じました。
ほんとうに心地よく、深呼吸をしたくなる家。グリーンたちがせっせとおいしい空気を作ってくれているのを感じます。愛の注ぎあいですね。
自分の気持ちいい、暮らしたい家ができるのって、本当に幸せ。お手伝いができるのは設計者として心からうれしく思います。
これから家づくりを考える方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
Kさん宅はルームツアーでもご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
【RoomTour】アンティーク家具や古材を使い ハイセンスで遊び心のある空間に|逗子|ルームツアー|
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