EM CASE STUDY - 事例集

日本全国で食、コミュニティ、そして持続可能性を育む「みろく菜園」

みろく菜園では、放棄された土地をEM農園として、安全で無農薬の農産物を生産しています。現在、日本全国に46か所の農園を展開しています。

概要

みろく菜園は、三重県を中心に日本全国46か所で展開している農業振興事業です。津市のミロクコミュニティ救世神教(MC)が推進しており、がれきや葛のツタが絡まる荒廃地を開墾して米や野菜が育つ肥沃な畑へと再生させています。
また、EM技術と整流結界を活用した持続可能な農業を、初心者が実践的に学べる場にもなっています。
みろく菜園の根幹にあるのは、従来の「自給自足」の概念を超えた「自給自他足」の理念です。

自分たちのために食料を栽培するだけでなく、収穫物や農法を近隣の人々と共有することで共に自立する「他足」という利他愛の要素が含まれています。

課題

    • 荒廃した土地:多くの場所は当初、瓦礫に覆われ外来種の雑草が生い茂っていた。
    • 農業経験の不足:参加者の多くは農業初心者であり、実践的なトレーニングが必要でした。
  • 土壌の再生:豊かなな土壌の開発は重要な課題であり、革新性と持続可能性への取り組みの両方が必要でした。

EMの活用

これらの課題に対応するため、みろく菜園はEM技術と整流結界を組み合わせ、以下のように段階的な取り組みを行っています。

  • EMを使った土づくり:EM活性液を使うことで、土壌の微生物バランスを回復させ、土壌を健全に保ち、肥沃度を高める。
  • EMコンポスト:有機廃棄物を発酵させて、栄養豊富な堆肥を作る。
  • 整流結界:この方法は、植物を有害な動物や昆虫から守り、環境のエネルギーを高めて植物の成長と生態系のバランスをさらに促進するために実施されます。

効果と結果

  • 持続可能な実践:子どもから大人まで、化学肥料や農薬に頼らずに自分たちの食料を育てる方法を学ぶことができます。
  • 地域社会の成長:この取り組みは、食料の共有や相互学習を促し、地域社会の絆をより強くします。
  • 普及と拡大:みろく菜園の成功を受け、EM農法に取り組む拠点は全国46か所にまで広がっています。
  • 農業の変革:小さな庭やプランターでもEM自然農法の実践が可能で、気軽に栽培を始められる環境が整っています。

講師からのコメント

自然農法部門長の山地誠司氏「私は初めてEMで自然農法のお米をつくったとき、美味しくてね。嬉しくて皆さんに配っていました。「とても美味しかったよ」なんて聞くと舞い上がり、大いにやる気になりました。感動してもらうのは大事ですね。

農業はただ食べ物を育てるだけではなく、そこに込める愛情と感謝の気持ちが大切なのです。植物を大切に育てれば、微生物は活発に働き、土壌は豊かになります。より多くの人にこの喜びを体験してもらい、みろく菜園がこれからも広がっていくことを願っています。」

 

自然農法指導士・地球環境共生ネットワーク理事・執行委員 小川敦司氏

「”農行”実践といわれても、どのように取り組めばよいのか分からない。まず作物を育てる場所がない。そう考える人は多いかもしれません。しかし、「悪条件は好条件」です。」

小川さん方の狭くて小さな畑。家の周囲に所狭しと並んだプランター。広く恵まれた環境だけが”農行”実践の全てではないことを教えてくれます。

※このEM活用事例の英語版はこちら 
Growing Food, Community, and Sustainability Across Japan

2026年4月3日 更新

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