現役空手女子、瓦10枚は割ったことありません。
空手女子の心の声
こんにちは、ちなみです。
今日、
なかむラボ~シャンプー研究所~ こと
会長のこんな記事を見つけました。
これは、私しかアンサーはできない。
そんな使命感が生まれたので、
今、この文章を書いています。
まず最初に、
ひとつだけ正直に告白させてください。
私は、瓦を割ったことがありません。
はい、割ったことありません。
「10枚くらいなら普通に」
なんて言える女だったら、
たぶん今ごろもう少し強そうな人生を歩んでいる。
正直、
瓦割りの練習...ありません。(小声)
あの木の板を割る練習も
バット折りもありません。
すねを鍛えて骨のDIYをした記憶もない。
ただし、気持ちだけなら、
瓦10枚くらいは余裕で割れます。
気持ちだけは。
心の中ではもう、バッキバキです。
ということで今回は、
せっかくの機会なので
私がやっている空手について、
少し真面目に、
でもいつも通り少しふざけながら、
お話ししていきたいと思う。
書道に引き続き、
私が提供できる有益情報です☆☆キリッ
では、はじめましょう。
空手と一言で言っても、
実はいくつも流派があります。
剛柔流(ごうじゅうりゅう)
糸東流。(しとうりゅう)
和道流。(わどうりゅう)
松濤館流。(しょうとうかんりゅう)
などがあります。
一度は聞いたことがあるかもしれませんが
大きな違いとしたら、
伝統派かフルコンタクトなのか。
簡単に言えば防具を付けるか否かで
道場や、流派を選ぶ指標になることが多いです。
流派によって立ち方や動き方、
型の雰囲気も少しずつ違います。
その中で私がやっているのは、
松濤館流(しょうとうかんりゅう)です。
防具ありの伝統空手です。
松濤館流の特徴としては、
大きく伸びやかな動き。
低く安定した立ち方。
まっすぐ鋭く出す突きや蹴り。
そして、型の美しさ。
私の中では、
松濤館流は「静」と「動」の差がとても綺麗な空手だと思っています。
止まるところはピタッと止まる。
動くところは一気に動く。
何となく動いているように見えて、
実は一つひとつに意味がある。
手の位置。
足の向き。
腰の入り方。
目線。
呼吸。
全部が繋がっている。
これが本当に難しい。
空手には大きく分けて、
基本
型
組手
があります。
基本はその名の通り、
突きや蹴り、受け、立ち方などの練習。
一見地味です。
めちゃくちゃ地味です。
でも、この地味な基本ができていないと、
全部崩れます。
文章でいうなら、
語彙力とか文法みたいなものです。
試合でも、
基本組手といって、
予め決められた基本型で形や気合いなど総合的に見て
勝負をつける種目もあります。
試合へのハードルも低く
子供や初心者の方は、
まずはこれに出場することが多いです。
型は、
決まった動きを順番通りに行うものです。
おそらく、一般的に空手と言われて思い浮かぶアレです。
(雑ですみません。笑)
私がnotesでつぶやいている
「平安初段」も型のひとつで
一番初めの方に覚える型になります。
種類は25種以上と言われていて、
平安初段 へいあん しょだん
平安二段 へいあん にだん
平安三段 へいあん さんだん
平安四段 へいあん よだん
平安五段 へいあん ごだん
鉄騎初段 てっき しょだん
鉄騎二段 てっき にだん
鉄騎三段 てっき さんだん
抜塞大 ばっさいだい
抜塞小 ばっさいしょう
観空大 かんくうだい
観空小 かんくうしょう
燕飛 えんぴ
半月 はんげつ
十手 じって
慈恩 じおん
慈陰 じいん
慈秀 じしゅう
岩鶴 がんかく
壮鎮 そうちん
珍手 ちんて
二十四歩 にじゅうしほ
五十四歩大 ごじゅうしほだい
五十四歩小 ごじゅうしほしょう
雲手 うんすう
明鏡 めいきょう
王冠 わんかん
(…みんな、画面閉じちゃうよ。笑)
などの、種類があります。
敵が目の前にいることを想定して、
受けたり、
突いたり、
向きを変えたりしながら動いていきます。
これがまた難しい。
中には、相手の耳を掴んで膝蹴りするという
なんとも恐ろしい動作もあったりします。笑
型は、ただ順番を覚えればいいわけじゃない。
どこを見ているのか。
何を受けているのか。
どこに突いているのか。
身体の軸はぶれていないか。
気合は入っているか。
最初の立ち位置に戻ってきたか。
全部見られます。
ごまかしが効きません。
まるで、人生みたいです。
そして組手。
これは実際に相手と向き合って、
突きや蹴りを出し合うものです。
怖そうに見えるかもしれません。
実際、最初は怖いです。
正直防具を付けていても、
めちゃくちゃ怖いです。
相手が向かってくる。
突きが飛んでくる。
蹴りも飛んでくる。
普通に怖い。
でも続けていると、
少しずつ分かってきます。
怖いからこそ、
落ち着くことが大事。
焦ると崩れる。
力むと遅れる。
相手をよく見る。
距離を見る。
呼吸を見る。
自分の心も見る。
空手って、殴る蹴るの世界に見えて、
実はものすごく自分と向き合う時間なんです。
そしてよく聞かれるのが、
「空手やってるなら強いんでしょ?」
です。
強いかどうかは、分かりません。
少なくとも私は、
虫が出たら普通に騒ぎます。
ゴキ○リが出たら、
たぶん正拳突きではなく叫び声が出ます。
重たい段ボールを軽々と持ち上げられる
ようになったとかも、特にない。
でも、空手を始めてから変わったことはあります。
まず、姿勢を意識するようになりました。
立ち方。
歩き方。
座り方。
何となく背筋を伸ばす癖がつきます。
あと、返事が良くなります。
名前を呼ばれると、
「はい!」って言いがちです。
(たまに、押忍!と出るから要注意)
お腹から声が出ます。
日常生活で突然武道館みたいな返事をして、
自分でもびっくりする時があります。
そして、
更に礼を大事にするようになりました。
道場に入る時。
師範に対して。
一緒に練習する仲間や子どもたちに対して。
相手に向かって構える前にも、
必ず礼をする。
強くなるために相手を倒すのではなく、
相手がいるから自分も練習できる。
その感覚は、
空手をしていてすごく好きなところです。
だから、
「空手をやっている人って怖そう」
と思われることもあるけれど、
私の感覚では少し違います。
本当に強い人ほど、
普段は穏やかです。
無駄に威嚇しない。
無駄に争わない。
なぜなら、
強さは見せびらかすものではないから。
……と、
今ちょっとかっこいいことを言いました。
たまには許してください。
そして会長の記事にもあった、
髪の話。
これは本当にそうです。
空手は汗をかきます。
めちゃくちゃかきます。
道着の中はもはやサウナです。
特に髪が長いと、結ぶ。
汗をかく。
乱れる。
ほどく。
絡まる。
この流れが高確率で発生します。
私は美容も好きなので、
できれば髪は綺麗にしていたい。
でも稽古をすると、
どうしても汗もかくし、髪も乱れる。
だからこそ、
終わった後にちゃんと整えることは大事だなと思います。
道場で汗をかいて、身体を鍛える。
そのあと、髪や肌も整える。
強さと綺麗は、別々じゃなくてもいい。
むしろ私は、両方欲しいです。
欲張りなので。
空手をしている自分も好きだし、
美容を楽しむ自分も好き。
道着を着ている自分も好きだし、
髪が綺麗にまとまっている自分も好き。
そういう全部を持ったまま、
自分らしくいたいなと思っています。
ちなみに、
空手をやっていて良かったなと思うことは、
身体が強くなることだけではありません。
心が少し強くなります。
すぐには折れなくなる。
失敗しても、もう一回やろうと思える。
できないことがあっても、
練習すれば少しずつできるようになると知っている。
これはかなり大きい。
私は文章を書いていても、
書道をしていても、
空手に似ているなと思う時があります。
基本を繰り返す。
型を覚える。
自分の癖を知る。
何度も失敗する。
少しずつ形になっていく。
全部同じです。
結局、
何かを続けるって、派手な一撃よりも、
地味な一回を積み重ねることなのかもしれません。
だから私は、
今日も瓦は割れないけれど、
自分の中の弱さとか、怠け心とか、
「もう無理かも」という気持ちは、
少しずつ割っていきたいと思っています。
瓦10枚は無理でも、
昨日の自分くらいなら、
ちょっとずつ超えていきたい。
そんな感じです。
ということで、なかむラボこと会長
空手女子を素敵に書いてくださり、
ありがとうございました。
ただし、
私は瓦10枚はまだ割れません。
でもいつか割れるようになったら、
一番に報告します。
その時はぜひ、髪を綺麗に整えてから、
堂々と割りに行きたいと思います。
押忍。




演舞の練習はしたことあるな。板割のね。
自分が一本歯下駄でフルマラソンを初めて完走したのが、2012年の第二回大阪マラソン。
そのときの姿は、今の弁慶ではなく、空手をやっていたから道着ででました。
今の懐かしく思うし、ちなみが紹介してくれている通り、礼に始まり礼に終わること、明確な返事、相手を思う気持ち、身だしなみ、諦めない心。
武道には、弱い自分と向き合いつねに磨きをかける。今も現役として空手に向き合っているちなみを尊敬しています。
空手も奥が深いね。
耳を掴んで膝蹴り??
ちょっとどんな技か見てみたい😳
もしかして、空手が金魚すくいにも活かされているのかな?🎣