牛に嫉妬していたら、黒幕は米だった。
読み始める前に…ちなみちゃんの記事は読んでここに来てる?
もしまだなら、こちらを読んでからまた会いに来てください🐽
https://open.substack.com/pub/chinamimoon/p/b8b?r=8cn84r&utm_campaign=post&utm_medium=web
読んだ?OK?
じゃ、始まり始まり👏👏👏
ちなみちゃんの記事を読んでいて、
ふと思った…。
みんな、
カルビだの。
ハラミだの。
タンだの。
どの肉を食べるかで悩んでいる。
実に平和である。
しかし!
僕には別の悩みがあった。
牛、
人気すぎない?🐽
焼肉屋のメニュー表を見ていると、
たまに思う。
あれはメニューではない。
牛たちの卒業アルバムだ。
カルビくん
「クラスで一番人気」
ハラミさん
「実はファンが多い」
タン先輩
「大人になって評価された努力家」
ミスジくん
「レアキャラ枠」
ページをめくるたびに、
牛たちは輝いている。
その時。
僕はあることに気づいた。
あれ?
豚、
いなくない?🐽
いや。
正確にはいる。
いるんだけど…
牛は、
「カルビ」
「ハラミ」
「ミスジ」
「カイノミ」
「ザブトン」
と、
一人ひとり名前で紹介される。
一方、
豚は。
「豚肉」
以上🐽
…雑っ!!
牛はさ、
部位で愛される。
カルビが好き。
ハラミが好き。
タンが好き。
ちゃんと名前で呼ばれる。
一方、
僕らは。
「豚肉食べたい。」
以上🐽
誰だよ。
せめて名前を呼んでくれ。
こっちだっているから。
肩ロースも。
ヒレも。
トントロも。
スペアリブも。
豚バラも。
ちゃんと個性あるから。
なのに。
人類の認識は、
だいたい
「豚肉」。
ぶひー!
くやしい!!!
実にくやしい🐽
なんなら、
牛は卒業アルバム。
僕らは学年写真📸
焼肉界のスポットライトは、
だいたい牛。
僕も豚として、
少しだけ嫉妬している。
すると牛が言った。
🐮
「いやいや。」
🐮
「お前、とんかつ界の王じゃん。」
🐮
「生姜焼き界でも主役じゃん。」
🐮
「角煮界ではラスボスじゃん。」
僕は黙った。
たしかに。
焼肉というステージでは、
牛がセンターかもしれない。
でも、
世界は焼肉屋だけじゃない。
そう考えたら、
少しだけ気持ちが楽になった。
・・・その時だった。
🍚
「話は終わった?」
…後ろから声がした。
振り返る。
米だった。
いや。
待て。
なんでお前がいる。
🍚
「焼肉の話でしょ?」
🍚
「僕も関係者です。」
僕は知っている…いや、薄々気づいていた。
焼肉屋で本当に恐ろしいのは、
牛じゃない。
こいつだ。
カルビが運ばれてくる。
人間🧑
「ライスください。」
ハラミが運ばれてくる。
人間🧑
「ライス大盛りで。」
ホルモンが運ばれてくる。
人間🧑
「やっぱライスおかわり。」
🐷
「おい。」
🐷
「主役、誰だと思ってる?」
🍚
「共同制作です。」
強い。
牛と戦っていたと思ったら、
裏で米が全部持っていっていた。
牛と豚が主役争いをしている間に、
米だけが全員から愛されていたのである。
🐷
「なんか納得いかない。」
すると牛が言った。
🐮
「いや。」
🐮
「カルビと白米。」
🐮
「正直あれは反則だ。」
僕は黙った…。
たしかに。
僕も豚丼になった時、
同じことをしている。
生姜焼き定食になった時も。
カツ丼になった時も。
角煮丼になった時も。
気づけば、
隣にはいつも米がいた。
もしかすると、
僕は牛に嫉妬していたんじゃない。
本当に嫉妬していたのは、
米だったのかもしれない。
だってあいつ、
どこに行っても好かれている。
牛にも好かれる。
豚にも好かれる。
鶏にも好かれる。
卵にも好かれる。
海苔にも好かれる。
たぶん日本で一番顔が広い。
🍚
「みんな違って、みんな美味しい。」
とか言いそうな顔までしている。
腹立つ。
実に腹立つ。
でも、
焼肉屋で、
カルビを白米にワンバウンドさせて、
幸せそうに頬張る人間を見ていると、
なんだか悔しいけど思うのだ。
牛もすごい。
米もすごい。
認めよう。
そこは認めよう。
でも。
僕だって負けてない。
生姜焼き定食で白米を3杯消した実績がある。
とんかつでは日本代表だ。
角煮に至っては反則級である。
ぶひっ🐽
だから、
焼肉界では牛に譲ろう。
米にも譲ろう。
今日は譲ろう。
だが、
明日のランチになったら話は別だ。
🐷
「そこからは僕のターンです。」
そう言った瞬間、
牛が口を開いた。
🐮
「いや。」
🐮
「焼肉の話してたよな?」
すると今度は米まで割り込んできた。
🍚
「というか僕、明日のランチもいますけど。」
僕は黙った。
たしかにいた。
豚丼にもいる。
生姜焼き定食にもいる。
カツ丼にもいる。
角煮丼にもいる。
気づけば、
僕が主役だと思っていた舞台にも、
だいたい隣にいる。
その瞬間、
全てを悟った。
僕はずっと、
牛に嫉妬していた。
焼肉界のセンターだから。
名前で呼ばれる人気者だから。
スポットライトを浴びていたから。
でも違った。
本当に恐ろしいのは、
最初から牛じゃなかった。
目立たない。
前に出ない。
なのに、
誰の隣にもいる。
誰からも必要とされる。
そして気づけば、
全員に愛されている。
🍚
あいつだった。
焼肉屋の黒幕は、
たぶん米である。
牛も。
豚も。
鶏も。
卵も。
みんな主役を名乗る。
でも、
最後に人間が言う言葉はだいたいこうだ。
人間🧑
「ライスおかわり。」
完敗である…
ぶひっ🐽🍚✨





しゃーないね、これは長年築かれてきた歴史が違うもの。
肉は、なんだかんだと150年くらい。米は1000年以上だ。勝てっこないよ。
でもその米も君たちがいるから際立つのだから、ここは切磋琢磨して、人間の胃袋を喜ばせてあげてくれ!
最高のとんかつ定食が食べたい!キャベツお代わりして…?
主役は圧倒的にお米
本当にその通り
なんだって、かれらは「主」食なのだから
学生時代なんかは、メインの少ないお肉に
大量のご飯とタレ、それだけで大満足でしていた
でも、誰も「白米食べに行こう」なんて言わない
それが本当に白米の恐ろしいところ
余談ですが、
「塩むすび」なるものが台頭してきた現代
影の主役ではなく、堂々と表舞台に台頭してこようとしているように感じる
影で甘んじていた時代は、実は終わりを迎えているのではないだろうか…