【レポート】SMBCグループ・スタディクーポンを利用した子どもたちを招き、式典イベントを行いました!

(画像)式典イベントの様子。仙台事務局の武林が司会を務めさせていただきました
CFCでは、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、グループを総称してSMBCグループ)と協働し、子どもの教育機会提供事業「CHANCE!」を実施しています。
この取り組みの一環として、2025年度、SMBCグループからの資金支援のもと271名の子どもたちに「SMBCグループ・スタディクーポン」(以下、クーポン)を提供しました。
先日、東京・大手町のSMBCグループ本社にて、クーポンを利用した子どもたちを招いた式典イベントを行いました。
当日は、クーポンを利用した子どもたちが東北や関西など様々な地域から参加してくれたほか、SMBCグループの皆さまやCFCスタッフ・ボランティアも集まり、総勢約60名が一堂に会する場となりました。
式典イベントの様子
イベントでは、はじめに株式会社三井住友フィナンシャルグループ 執行役員 グループCSuO(Chief Sustainability Officer)髙梨雅之さんより開会挨拶を行いました。
髙梨さんは「クーポンを利用する皆さんと会う機会はなかなかないので、皆さんの挑戦や学びを直接聞けることを嬉しく思います」と子どもたちに呼びかけました。

(画像)SMBCグループの髙梨さん(執行役員 グループCSuO)からメッセージをいただきました
その後、クーポン利用者を代表し、2名の子どもたちがスピーチをしてくれました。
子どもたちのスピーチ(一部抜粋・編集)
将来が見えなくなる中、通っていた塾もやめようと思っていたところ、心配した塾の先生が『週に1度でもいいからおいで』と言ってくださいました。
クーポンを使い、塾とピアノ教室に通う中で、こうして支援いただけることがいかに恵まれているかを実感した私は、『自分も、勉強したくてもできない環境下にある子どもたちを助けたい』という夢を持ちました。
夢の実現に向け大学で勉強するため、姉と同じ高校に進学するという目標もできました。
中学校には通えなかった私ですが、こうして高校からやり直すチャンスがあるのは、家族と塾の先生、そしてCFCやSMBCグループの皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。」
(東京都/中学3年生)
転校や転居など、さまざまな環境の変化で不安を感じることも多くありましたが、クーポンのおかげで予備校の映像授業を受けることができました。
場所や環境が変わっても学ぶ機会が守られていたことは、私にとって大きな支えでした。
ボランティアの方との面談も、私を支えてくれた大切な時間です。
生活の先行きが見えず不安だった時期、親身に相談に乗ってくださりました。
時には私のおすすめした文学を読んで感想を聞かせてくださるなど、温かい交流があったからこそ、孤独を感じずに勉強を続けられました。
この春、私は大学に進学します。
学問を身につけることで、今度は私自身が、次の世代の若者が安心して夢を追いかけられる機会の平等の実現に貢献できるよう、努力してまいります。」
(大阪府/高校3年生)
スピーチをしてくれたお二人には、会場の全員から温かい拍手が贈られました。
その後、クーポンの利用を修了した皆さまに、SMBCグループの髙梨さんより修了証の贈呈が行われました。


(画像)CFCのボランティアメンバーからも活動についてお話ししました
また、定期的な面談を通じて子どもたちに寄り添うCFCのボランティアメンバーを代表し、4名が登壇しました。
CFCの活動の紹介とともにスピーチを行い、子どもたちとの面談の様子や活動をはじめたきっかけ、子どもたちへのメッセージなどを話しました。
ボランティアメンバーによるスピーチ(一部抜粋・編集)
「面談では、その子の興味から連想して、広い視野を持って提案することを大事にしています。
担当した中で、クーポンを利用できていなかったお子さんがいましたが、自分のやってみたいことを見つけてチャレンジし『やってみてよかった』という声を聞かせてくれた時、面談をしてきて良かったなと感じます」
「もともと児童福祉に興味があり、大学生になったら子どもと関わる活動がしたいと思い、研修を経てブラシスとなりました。
面談では、はじめはお互い緊張していましたが、回数を重ねるうちに打ち解け『ねえ聞いて!』と気軽に話しかけてくれるようになり、うれしく感じています」
「月に1回の面談でも子どもたちの役に立てたら良いなと思い活動していましたが、振り返ると、私の方が子どもたちから学び、パワーをもらっていたなと思います。
たとえば中学生の子がおすすめしてくれた本を読み、読書の楽しさに改めて気づきましたが、そういう、ちょっと忘れてしまっていたようなことに気づかせてもらった場面がたくさんありました」
「私自身が母子家庭で育ち、高校、大学と奨学金を借りて通いました。
当時は将来が不安でしたが、今は社会人として働き、家庭も持つこともでき、忙しくも前向きに毎日を過ごしています。
今の環境や結果だけで未来がきまるわけではなく、人生はちゃんと前に進んでいきます。皆さんのこれからの挑戦を心から応援しています」


(画像)交流会ではみんなでレクリエーションや食事を楽しみました
式典後は、交流会を開催し、レクリエーションやワークショップ、立食での食事会などを行いました。
はじめのうちは緊張でぎこちなかった子どもたちも、レクリエーションを経て次第に打ち解け、参加者同士で会話が盛り上がる場面が多く見られました。
参加した子どもたちからも「いろいろな地域の人とたくさんお話しができてすごく楽しかった!」「ごはんがおいしかった」「企業の方とお話しできて将来が楽しみになった」など、うれしい声がたくさん寄せられました。
温かい場を設けてくださったSMBCグループの皆さまに、心からお礼を申し上げます。
2026年度も、400名以上の子どもたちが新たにクーポンを利用する予定です。
子どもたちが安心して学び続けられるように、引き続きスタッフ一同精一杯サポートしてまいります。

(画像)子どもたちにイベントの感想を書いてもらい、一本の桜の木が完成しました