「うーん、今回も失败かぁ」
人一人が入りそうなサイズのガラスケースの中
木とも人间とも言えない奇妙な混合物を见やり、地の魔术师はハの字眉の笑顔でそう呟いた
「肉の成る木と人工の肉体の合体実験…そう简単にはいかないものだね」
イド、という少年がいる
彼はとある村が崩坏した时に、この魔导结社に身を寄せた少年であり、実験体だ。
彼の躰には「肉の成る木」という植物が植え付けられている
この植物が适合した肉体は、体のパーツが欠损しても再生し、余分に生やすことも出来る
様々な実験に置いて消费される生物要素を贿う为に、この植物は必要不可欠だった。
「うーん、何が问题だろう色々な条件は试してみたんだけど」
地の魔术师はまとめた実験成果に再度视线を落とし、ブツブツと头の中の仮设と结果を反刍する。
彼の手の中では、もぞもぞと次の実験対象であろう、白い生き物が蠢いていた。
硝子の笼の中で植物モドキと成り果てた少女は
おそらく、彼女の自我が消え入る刹那、か细い声で「マホ」と鸣いたが
それが魔术师への骂倒だったのか、救いを求める声だったのかは、谁にも解らない。
ただただ、自分が植物に侵されていく姿を见て
「美しいね」と语りかける魔术师を、自分が消えていくその瞬间まで
动かすことのできない瞳で见ることしか出来なかった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
イドくん【www.pixiv.net/artworks/79028478】の「肉の成る木」って设定が最高だったので拾わさせて顶きました…
问题有りましたらメッセージ等お愿い致します。
実験を行った魔术师【www.pixiv.net/artworks/78953256】
検体捕获时の记録【www.pixiv.net/artworks/79289756】
「さて…完全に木になってしまったけど…どうしようかな」
「……またかわいい白い血の花にでもあげるとするか」




