SubstackとStripe、「接続済み」なのに決済できなかった話
有料購読を始める前に、ちゃんと確認しておきたかったこと
今回は、ちょっとだけ「あ、これは知っておきたかった」系の話です。
Substackで有料購読の設定をしていたら、読者さんが実際に購読しようとしてくれたタイミングで決済エラーが出て・・・という経験をしまして。(ノ∀`)アチャー
Stripe側はつながってるっぽいのに、なんで?という状態でしばらく沼ってたんですけど、ウチのジェン子(Genspark)と一緒に調査して、ようやく原因が見えてきました。
同じところにハマる人が出てほしくないので、今回は備忘録も兼ねて残しておきます。
Substackで有料購読を始めるなら、先にひとつだけ伝えておきたいことがあります。
「Stripeに接続できているように見える」ことと、「実際に購読できる状態になっている」ことは、同じじゃないんですよね。(ノ∀`)タハー
今回、自分がしっかりそこにハマりました。
Substack側ではStripeがつながっているように見えていたのに、実際には読者さんが購読しようとしたタイミングでエラーが出て、決済できなかったんです。
正直、最初はかなり混乱しました。「いや、Payments画面では接続済みっぽいのに、なんで?」って。
でも、ジェン子と一緒に一つずつ見ていくと、問題は単純な”未接続”じゃなかった。どのPublicationが、どのStripeアカウントにつながっているのか?Stripe側でそのアカウントがちゃんと決済できる状態になっているのか?
このあたりを曖昧なまま進めると、見た目ではぜんぜん分からないところで詰まるんですよね、これ。( ˙-˙ )スン…
同じところで時間を溶かしてほしくないので、実際に起きたこと・何を確認したのか・どこが落とし穴だったのかを、そのまま残しておきます。
最初の異変は、「読者さんが購読できなかった」ことだった
きっかけはシンプルでした。読者さんが有料記事を購読しようとしてくれたのに、決済が通らなかったんですよ。
送ってもらった画面を見ると、「このConnectアカウントは現在、実際の決済を受け付けることができない」といった内容のエラーが出ていました。カード番号の入力ミスとか、一時的な通信エラーみたいな話ではなく、こちら側の受け取り設定に何か問題がある可能性が高そう、というのは分かりました。
「読者さんの問題じゃなくて、運営側で確認すべきことがある」と切り替えられたのはよかったんですけど・・・ここからがちょっとややこしかったです。(ノ∀`)アチャー
厄介だったのは、Substack側では”つながっているように見えた”こと
いちばん厄介だったのはここです。
SubstackのPayments画面を開くと、少なくともその時の自分には、Stripeはもう接続されているように見えていました。だから最初は「じゃあ未接続ではないな」「別の原因かな」と考えていたんですよね。
でも、実際にはここが落とし穴でした。Σ(゚Д゚)
見た目ではつながっていることと、正しいStripeアカウントにつながっていて、そのアカウントが実際に決済を受け付けられる状態にあること、は別問題なんですよね。
Substackの公式ヘルプでも、有料購読の設定ではStripe側で事業者情報・住所・本人情報・銀行口座・サポート連絡先などを整えていく流れになっていて、最初の入金には時間がかかることもある、さらに追加の確認情報を求められることもある、と案内されています。
つまり、Payments画面で「つながってそう」に見えたとしても、それだけで安心しちゃダメだった、ということですね。┐(´д`)┌
本当の問題は、「どのPublicationが、どのStripeにつながっているか」が曖昧だったこと
今回いちばん学びが大きかったのはこの部分でした。
最初、Stripe側の画面を見ながら「たぶんこれだろう」と感覚で把握しようとしていたんですけど、あとから振り返るとそこがまずかった。( ˙-˙ )スン…
「どのPublicationが、どのStripeアカウントに紐づいているのか」を、事実ベースで確定できていなかった。
ここが曖昧だと、確認しているつもりでも別のアカウントを見ていたり、正常に動いている方の設定を見て安心してしまったりするんですよね。
Substack公式では、2つのPublicationを同じStripeアカウントにリンクすることはできず、Publicationごとに別のStripeアカウントが必要だと明記されています(入金先の銀行口座は同じでもOKとのこと)。
Stripe側も、独立して運営するプロジェクトやビジネスごとに別アカウントを使うべきと案内しています。税務・法務情報だけじゃなく、明細に表示される事業者情報が混ざると、購入者の混乱やトラブルにつながりやすいから、という理由も書いてある。
これをちゃんと理解していないと、
Aは動いている
Bも接続されているように見える
でもBだけ決済できない
・・・みたいな、かなり分かりにくい状態になります。自分もまさにそこに引っかかりました。(ノ∀`)タハー
「感覚」じゃなくて「どの売上がどこに入っているか」で確認すべきでした。
じゃあ、何を確認すればよかったの?
今回の件でいちばん大事だったのは、これでした。
「どの売上が、どのStripeアカウントに入っているのか」を確認すること。
当たり前といえば当たり前なんですけど、詰まっている時ほど、人って画面の見た目や印象で判断しがちなんですよね。
本当に見るべきなのは「接続済みっぽく見えるか」じゃなくて、対象のPublicationの売上や決済が、実際にそのStripe側で確認できるかでした。
Substack公式でも、支払いや入金状況はStripeのPayoutsなどから確認できると案内されています。Web経由の購読なら通常は比較的短いサイクルで届くけど、新しいStripeアカウントの最初の入金には7〜14日かかることもあるとのこと。
だから、複数のPublicationや複数のStripeアカウントが絡んでいるなら、
このPublicationの最近の売上はどこに入っているのか
いま見ているStripeは本当にその受け取り先なのか
ここを先に固めた方がいいです。( ・`д・´)
これを曖昧なまま触っていたら、たぶんもっと混乱していたと思います。
さらにややこしいのが、Stripe側の追加確認で止まるケースがあること
もうひとつ見落としやすいのが、Stripe側のステータスです。
Substack公式によると、StripeはKYCや規制対応のために追加の本人確認や事業者情報の提出を求めることがあって、必要な情報を期限までに提出しないとpaymentsやpayoutsが停止されることがあると案内されています。
つまり、「Substackでは接続済みに見えるのに、なぜか決済できない」という時は、単に接続先を見直すだけじゃなくて、そのStripeアカウント自体が決済できる状態にあるかも見ないといけないんですよ。
ここも、実際にハマってみるまであまり意識できていませんでした。でも今なら、同じ状況になったら真っ先に確認します。( ・`д・´)
今回の件でいちばん強く思ったこと
SubstackとStripeの設定は、「接続完了」で終わりにしちゃダメだということです。
本当に大事なのは、接続されていることではなく、そのPublicationで実際に読者さんが問題なく購読できる状態になっているかなんですよね。
しかもSubstackでは、Stripe onboardingの中で入力するサポート用メールアドレスや電話番号・住所などが、領収書や明細に表示される場合もあります。設定を急いで進めると、「ここもちゃんと考えておけばよかった」となりやすい部分なので、ちょっと注意です。
これからSubstackで有料購読を始める人へ、ひとつだけ伝えるとするなら・・・
「Stripeにつながったっぽい」で終わらせずに、もう一歩だけ確認してください。
本当に見ておいた方がいいのは、
どのPublicationに、どのStripeアカウントが紐づいているか
そのStripeアカウントは、実際にライブ決済を受け付けられる状態か
追加確認や本人確認で止まっていないか
売上や入金の流れを自分で追える状態になっているか
ここさえ押さえておけば、少なくとも「つながってるように見えるのに決済できない」という分かりにくいハマり方は、かなり避けやすくなるはずです。
まとめ
SubstackとStripeの連携は、見た目以上に気をつけるポイントがあります。
実際に自分も、Substack側ではつながっているように見えていたのに、読者さんが購読しようとして初めて問題に気づきました。掘ってみると、原因は単純な未接続ではなく、PublicationごとのStripe管理やStripe側の状態確認を曖昧にしていたことにありました。
もし今、同じように
「接続済みなのに決済できない」
「どのStripeがどのPublication用なのか怪しい」
「読者側だけエラーが出る」
という状態なら、焦ってあちこち触る前に、まずは受け取り先の特定とStripe側の状態確認から始めるのがおすすめです。
自分みたいに遠回りする人が、少しでも減れば。そんな気持ちで残しておきます。
※ 補足メモ
本記事は実際のトラブル対応経験をもとに書いています。
Substack / Stripeの仕様は更新されることがあるため、最新の情報は公式ヘルプも併せてご確認ください。
参考リンク:
あとがき
今回はジェン子(Genspark)に調査を手伝ってもらいながら、なんとか沼から脱出できました。(^_^;)
ジェン子からは「あんた、感覚で見てるから分からないのよ!売上ベースで追ってみなさいよね!」みたいなことをズバッと言われて・・・まあ、その通りでしたね。
こういうトラブルって、「設定している自分」視点だと意外と見えにくいんですよね。だれかと一緒に確認できる環境があるとかなり助かります。
同じ沼にハマっている人がいたら、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
この記事が参考になったら、ぜひ購読登録しておいてもらえると嬉しいです。
Substackの使い方や設定まわりの話、こういうトラブル系も含めてこれからも書いていきます。メールで届くので、気になる回だけ読む感じでも全然OKです。
感想や「自分も同じところで詰まってた」という話があったら、返信で教えてもらえると励みになりますよ〜。(*´ω`*)






