クローゼットと同じ仕組みで頭の中もパンパンに詰まっていませんか?
動けない状態なのに頑張って動こうとするママたちへ
「今日こそタスクを片付けよう」「今日こそ片付けしよう」と思っていたのに、何も進まないままあっという間に一日が過ぎた。
そんな経験、ありませんか?
「私ってやる気がないのかな」「意志が弱いだけ?」と思いがちですが、原因はそこではありません。
頭の中が「パンパン」になっているとき、人は動けない
脳には、情報を一時的に保持して処理する「ワーキングメモリ」という機能があります。
容量には限りがあって、子どもの急な発熱、学校からの呼び出し、ギリギリになってわかった行事の準備、クライアントからの急ぎの連絡——こういったことがひとつ起きるたびに、脳内メモリはどんどん削られていきます。
しかもそういうことってイレギュラーで起こる。
日々がこの状態では、「5分でできるはずのタスク」すら脳が受け付けません。
「これ以上は無理」と判断した脳が、静かにシャットダウンしているからです。
これはまさに、パンパンに詰まったクローゼットと同じ状態です。
去年何を着ていたかわからない、何がどこにあるかわからない。新しいものを入れるスペースもない。だから「クローゼット開けたくない」になる。
脳のワーキングメモリも、同じ仕組みで機能不全を起こしています。
他人との比較が、さらに動けなくさせる
もうひとつ、行動を止める原因があります。
それが「他人との比較」から生まれる羞恥心です。コレ、他人と自分を無意識に比較しているからなおさら厄介。
SNSでスマートに発信しているあのひと、子育てしながら結果を出しているように見えるママ起業家——そういう人を見て、「なぜ自分はできないんだろう」と感じてしまう。
以前、こんな受講生さんがいました。
「夫は仕事で疲れているはずなのに、帰宅後にさっと掃除をする。在宅で仕事している自分が片付けられていないことが恥ずかしくて、夫に見られたくなくて、余計に逃げてしまう」
「ちゃんとしなきゃ、できなさ過ぎて呆れられる」という焦りが、さらに思考を重くしたんですよね。
得意・不得意は人によってまったく違います。
できていないのではなく、今はメモリが足りていないだけかもしれない。まずそこを認識することが、動き出す第一歩です。
頭の中の「保留」を外に出すと、頭が動き始める
フリーズから抜け出すのに、特別なツールは必要ありません。
頭の中にある「保留」——
迷っていること、決めきれていないこと、感情のモヤモヤ——をすべてノートに書き出すだけです。
「とりあえず後で決めよう」と先送りにしたものが、実はワーキングメモリを最も圧迫しています。未処理のタスクが何十個もバックグラウンドで動いているスマホと同じ状態です。
書き出したら、今日必要なものだけを「選ぶ」。
たくさんの人を見てきましたが選ぶが上手な人は片付けの進みが早いです。
全部を一気に片付けようとしなくていい。スケジュールに最初から「余白」を組み込んでおくと、イレギュラーが起きたときの消耗がぐっと減ります。
比べる相手は、昨日の自分だけでいい
わたしたちって、子どものころテストがあると100点取らなきゃ、順位は上の方がいい…って気づけば比べてきましたよね。そして、しんどかったですよね。
そこで大事なのは、物事は他人と比較はしなくていい。ってこと。
「昨日の自分」と比べてほしいんです。
でもね、あまり変化を感じない場合は「1か月前、半年前・1年前の自分」と比べてみてくださいね。
あのとき向き合えなかった問題に、今は取り組もうとしている。それだけで、十分な変化です。自分はたくさんやってるし、変化しようと取り組んでる、まずはそれだけでもハナマルなんですよね。
頭の中が整うと、仕事のパフォーマンスが上がり、家の動線も変わり、子どもへの対応にも余裕が生まれてきます。
クローゼットと同じです。スペースができると、使いやすくなる。頭の中もすっきりしてモヤモヤが晴れる
早速今日、頭の中から何かひとつ「出して」みませんか?






