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新しい少額投資非課税制度(NISA)が始まる2024年は、投資方針をゼロベースで見直すべき年だ。必要なのは、今後がどんな相場展開かを見通した上で戦略を立てること。何にどう投資すべきか、総力取材で探った。
PART1:市場の論客たちの見立てが大激突 2024年 世界の株式相場はこう動く
PART2:新年のシナリオ別戦略その1 グロース株が復活 半導体&EVを軸に物色
PART3:新年のシナリオ別戦略その2 景気後退に目配り ディフェンシブ株で守る
PART4:新NISAで仕掛けたい! 辰年相場のオルタナティブ投資 大研究
3大おめでた上昇株で2024年の福をつかめ!2024年に「おめでたい」イベントを迎える銘柄に投資してみよう。テーマは「周年」「経営刷新」「最高益」の3つだ。

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この分野では日経マネーとダイヤモンド・ザイがツートップだが内容はかなり違う。その原因は読者層を棲み分けていることからと金融商品の売り手目線か買い手目線かで生じている。
日経マネーの読者層は中高年で広告にも相続や不動産投資などが多いといった特徴がある。相続が発生するとき、相続人が50代、被相続人が80代という年齢になる。そうした年齢の人に響く記事作りが目立つ。一言で言えば保守的でリスクを避ける投資姿勢だろう。投資でリスクをさけるというのもおかしな話だが、定期預金などの手軽な金融商品がほぼ無利子なせいで本来なら投資をしない層を相手にしているようだ。
記事も証券会社やアナリストではなく、いわゆる億り人が多く登場する。そのせいか投資家のブログにでてくるような話が多い。ただ、読者層が中高年だけにリスクを取って大きく増やした例外を取り上げるのは矛盾しているようにも見える。
そこはリスクは取りたくないがあわよくば大儲けしたいという人間の欲を刺激しているのだろう。誰でも夢は見たいものだ。億り人も数年前まではただのサラリーマンというのがほとんどだ。銘柄を研究して賭けに勝って大きく儲けるのは誰でも憧れる。とくに人生をそれなりに経てくると自分と大差ない人が成功するのは嫉妬と自分にもできるという気持ちにつながる。
ただ、この手の記事には難点もある。基本的に億り人は株などを買って儲けたから、その目線は買い手目線だ。金融商品を売る側とは違い安く買って高く売れる銘柄、いわゆるテンバガーを狙う。それだけに自分の手の内は開かせない。過去の儲けた話はできても今の仕込みは黙っておかないと意味がない。
気になるのは全体的に24年の相場を悲観的に見る向きが多いことだ。アメリカの景気が不安だからというのが一番の理由だが、反面、本当かなという気もする。アメリカの金利引き上げが景気後退の引き金を引くというしそれは正しいだろう。反面、引き下げがあれば状況は変わる。それに日本の景気も悪くない上に新NISAも始まる。市場に資金が流れ込むシナリオはすでに出来ている。総悲観は買いというが億り人達の悲観は何が原因だろうか。
もしかしたら日本の金利引き上げがあるかもしれないが、それも実際には折り込み済みと言ってい良い。そう考えるとどうも日経マネーは悲観的過ぎるような気がする。