何かしらの破片を積み上げていきます。
いつか一つの大きな“何か”になることを祈って。
小説(文字事)みたいなもの
2026年6月12日(金曜日)
無音の楽団 Re:Praying(クロルとルーレス)
クロルはその質問をしたことを半ば後悔していた。
「だからね、クレズニさんはすごいんだよ。元からロストウェルスにいたからだろうけど、神学についての造詣は深いし、僕の話も論点を理解してしっかりと聞いてくれる。いままで、箱が世界だなんて説明をしても呆れられるだけだったけど、クレズニさんは僕の目をあの青い瞳で見つめながら最後まで聞いてくれたんだ」
「わかった。わかったから、そういう話は清風にしたらどうだ」
「いやだよ。距離が近すぎて恥ずかしいじゃないか。でも、 シェンサイトは僕の話に理解を示しつつも、胸に秘めて終わらせてくれるだろう?」
随分と買い被ってくれる。だが、その通りだ。
クロルは他人の恍惚を笑うことはしない。また、他者に話をして笑いものにすることもしない。他者を嘲弄する品のない行為は嫌いだった。
とはいえ、「ユユシ」の冷静担当のルーレスがここまでうっとりと夢を見ている様子はなかなか効いた。
世間話程度とはいえ、聞かなければよかった。
「最近あったすごいこととは一体」だなんて。
ルーレスさんはどうしてクロルさんではなく清風さんとチャプターを組むことを決めたのでしょうね。
聞いても曖昧な微笑みで終わります。
2026年6月1日(月曜日)
無音の楽団 Re:Praying(ロリカとフィリッシュ)
サレトナが下宿先である宿「沈黙の楽器亭」に帰宅するのを見届けてから、フィリッシュはシャレート公園まで戻ってきた。
本を読みながら待っていたロリカは、さらにフィリッシュが話し始めるのを待つ。元から待つことは苦手ではないため、焦らせることなく話を聞くことができた。
「わざわざ、ここに戻ってきてまで話すようなことか?」
「だってサレトナには気付かれたくなかったんだもん」
ロリカはあの聡い友人ならば、フィリッシュの気遣いなどとっくに見抜いていそうだという意見を飲み込んだ。口にしてしまうと両方を傷つけてしまう。余計な事実を得意げに話すことによって関係を壊したい相手ではない。
ロリカにとって、フィリッシュもサレトナも大切な友人だ。
「それで、フィリッシュはアラタメの誕生日をいかに自然に祝うかを悩んでいるのか」
「違う。カドの立たない、義理程度のプレゼントを探しているの。ロリカだったら何がいいと思う?」
しばし、考えてから答えた。
「カモノハシの涙のデザートでよかろう」
「それはもったいない」
すぐさま却下されてしまった。
もう再来月がカクヤさんの誕生日。リプレの時間軸だと今月ですかね。
イラストみたいなもの
2026年6月10日(水曜日)


最近人気のフィリッシュさんです。
フィリッシュさんが人気であることは良いことですので、私はこれからも彼女を温かく見守っています。
サレトナちゃんと仲良くね。
2026年6月5日(金曜日)


素朴なアユナさん。クリッピーの期限切れ前に購入したペンで描きました。
描き心地は良かったです。





